【アメリカンフットボール部】 日大戦で悪質タックルにより負傷していたQBが試合復帰 鳥内監督、関学QBの一問一答

〈写真・負傷していた関学QBは後半からQBとして出場した〉

 

 5月27日、大阪府エキスポフラッシュフィールドにて春季関西学生大会(対関大戦)が行われた。5月6日の日大との定期戦で、日大の選手から悪質なタックルを受け、全治3週間のけがを負ったQB(以下関学QB)が復帰。後半からQBとして出場し、第4Qには38㍎のTDパスに成功する活躍を見せた。鳥内秀晃監督と関学QBの一問一答は以下の通り。

 

[鳥内秀晃監督]

 

・後半からQB西野を代え関学QBになったが。

 「前半、西野(社4)が慌ててパスがあまり通らなかった。オフェンス全体としてもランプレーが通らず。後半は、関学QBが3日ほどしか練習をしていないのにいいパフォーマンスをしてくれた。上出来。最後がFGに終わったのは、イマイチ。ディフェンスもタックルはいいけど、もう少し、一発でしとめてほしい」

 

・負傷していた関学QBはいつ出場が決まったか。

 「オフェンスのコーチが後半からいこって言ったかな」

 

・監督のご判断で。

 「指示はしていない」

 

・関学QBのプレーはいかがでしたか。

 「視野が広いので、ラン、パスの切り替えが上手。逃げながらでも、ターゲットを探すのがうまいな」

 

・昨日の会見後、関東連盟から何か連絡はあったか。

 「なし」

 

・関学QBのけがの状態や精神状態は。

 「思った以上にけがの治りが早かった。精神面ももっと心配してたけど、意外と大丈夫」

 

・試合前のミーティングでは何か選手に話されましたか。

 「そんなことは全然ない。(一連の問題の)経過報告を行うくらいやな」

 

・関学QBのためにという思いはあったか。

 「みんな同じ思いですよ」

 

 

[日大との定期戦で悪質タックルにより負傷していた関学QB]

 

・久々にフィールドに立ててどのように思ったか。

 「特別な思いはなく、自分のプレーに集中しようと思った」

 

・恐怖感はあったか。

 「あのタックルは本来、起こらないプレー。タックルに恐怖心はなかった」

 

・思い出させるようで悪いが、あの(日大戦の)1プレー目のことを覚えているか。

 「何が起こったのか、あの時点では分からなかった。気が付いたらひざと腰の痛みを感じていた」

 

・38㍎のTDパスはいかがでしたか。

 「始めは、オープンサイドを狙うパスだったが、空いてなくて空いていたレシーバーに投げた」

 

・TDを決められてどうでしたか。

 「うれしかった」

 

・後半からの出場はいつ言われたか

 「3日か4日前くらいに先輩から、『後半からいくかもしれないから準備しておいて』と言われた」

 

・けがの影響はあるか。

 「多少は残っている。不安はあったが、けがのことは考えずにプレーに専念した」

 

・日大DL選手が謝罪に来られた時に思ったことは。

 「直接、謝罪を受けたときに、すごい心苦しいというか、かわいそうと思った」

 

・日大DL選手に対してはどう思うか。

 「会見では、(日大DL選手が)『フットボールをする権利はない』と言っていたが、それは違うと思う。フットボール選手として戻って、グラウンドで正々堂々と勝負したいですね。本人はやる権利がないと言っているが、うまい選手。戻ってきて活躍できる選手だと思うので、グラウンドで戦ってみたいなと思う」

 

・そのことは本人には伝えられましたか。

 「直接は声をかけていないですね」

 

・「アメフトやらんかったらよかった」という発言に関して。

 「1人で考えてしまったときに思った。家族や先輩からあんたは考えんでいい、気にせんでいいと言われて、吹っ切れた」

 

・今後、学生アメリカンフットボールがどのようにあるべきか。また、ご自身はどのような選手なりたいか。

 「アメフットもそうだが、全てのスポーツがフェアなプレーのもと、できるようになっていってほしい。自分自身がどうなるか分からないが、プレーでファイターズが日本一になるために貢献していきたい」

 

・一連の問題をどんな思いで見られていましたか。

 「1人になったときにニュースを見ると、考えてしまう。友達や先輩はいつも通りに接してくれて、周りに励ましてもらった」

 

・この一連の問題に対しどのような決着を望むか。

 「アメフットを危険と思われないように。日本でも人気になって、フェアで、面白いスポーツ。最後はそうなって終わってほしい」

 

 

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