【アメリカンフットボール部】 関学 鳥内監督怒り会見(5月14日発行号外ビラ)

〈写真・5月14日発行の関学スポーツ号外「関学 鳥内監督怒り会見」〉

 12日、関学上ヶ原キャンパス内で、鳥内秀晃監督らが会見を開いた。日大との定期戦で、日大選手による悪質な反則行為によりQBが負傷した問題についてだ。関学は10日付で日大アメフット部に抗議文書を送付。日大に対し、反則行為に対する見解と謝罪を求めた。関学QBは、試合後に全治3週間と診断を受け、足の痺れを訴えている。甲子園ボウルで最多の対戦歴を誇る東西の両雄。日大の対応次第では来年以降、伝統の赤青対決が見られない可能性も出てきた。

 怒りの1時間だった。12日、西宮市同大学内で記者会見を行った。詰めかけた記者に、問題となっている動画を流し、プレーについて説明。「ビデオを見てまさかと思った。これを認めたらスポーツが成り立たん」と怒りをあらわにした。

 騒動の発端は6日に行われた日大との第51回定期戦。昨年の甲子園ボウルで、17ー23で逆転負けを許した宿敵との一戦に会場には多くの観客が詰めかけた。問題となったプレーは、関学の最初の攻撃。関学QBがパスを投げ終えた約2秒後に、日大DLのタックルを膝付近に受けた。QBはそのプレーで負傷退場。試合後に医師から全治3週間と診断を受けた。足に痺れがあり、近く精密検査を受ける予定だ。

 日大DLは、その後も3度のパーソナルファウルの反則を犯し、資格没収(退場)となった。関東学生連盟は9日に理事会を開き、日大DLのプレーを「ひどいパーソナルファウル」と認定。無期限出場停止処分を発表した。なお関学は、日大監督の反則行為を容認したと受け止められるメディアへの発言も問題視した。

 関学は日大アメフット部に対し、10日付で抗議文書を送付。反則行為に関する見解と謝罪を求めた。また、容認と受け止められるメディアへのコメントの撤回と、謝罪を要求している。16日までの回答次第では、次年度以降の定期戦を打ち切る方針。関学は一連の問題に不信感を強めている。

 昨日、騒動後初の対外試合が行われた。日体大に14ー16で24年ぶりに敗北。騒動の影響について鳥内監督は「心の中ではあるかもしれん」と話した。聖地・甲子園で最多の対戦成績を誇る東西の雄。選手のためにも、一刻も早い真相究明が求められる。(松尾誠悟)

◆現役時QBとして活躍した小野宏ディレクターの会見でのコメント (関学QBへの悪質タックルについて)普通に道を歩いていて、後ろから100㌔の選手に全力でタックルされることを想像していただきたい。命に関わる事故になる可能性があった。

    

◆経過

◆5月6日 日大との定期戦で3度の反則行為により日大DL退場。

◆9日 関東学生連盟が理事会で協議。

10日 同連盟が日大DLの無期限対外試合出場停止、日大の監督に厳重注意をしたと発表。関学は抗議文書を10日付で送付。

12日 日大は騒動後初の関大との対外試合。関学は記者会見を開く。

13日 関学は騒動後初の日体大との対外試合。

14日 関東学生連盟の法大、東大、立教大が日大との対外試合中止を発表。

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