2020年10月25日
<写真・関学は決勝で惜しくも敗れ、悲願の関西制覇は成し遂げられなかった>
5月4日、大阪市立東淀川体育館にて第42回関西学生バスケットボール選手権大会決勝戦が行われた。関学は近大に71-74で惜敗し、全関西は準優勝で幕を閉じた。
立ち上がりから王者近大に食らいつく関学。一進一退、王者とまさに互角の戦いを繰り広げ、前半を4点ビハインドで折り返す。迎えた後半、近大に先取されるもPF池嶋(人3)の3点シュートで逆転。さらに追加点を沈め関学に流れが生まれ始めるが近大も引き下がらない。第3Q(クオーター)残り4秒にPG浦里(社4)が勝ち取ったバスケットカウントを収め関学の1点リードで最終Qへ。中盤で近大に逆転を許し関学が5点を追う中、試合終了まで残り1分を切る。絶体絶命の状況でPG堤(経2)の3点シュートが決まる。続いてPF渡邊(人4)が同点シュートを沈め試合は延長戦へともつれこんだ。延長戦はリバウンドを取りきれず近大に連続得点を許す。負けじと渡邊がゴール下に切り込みシュート決め追い上げを見せるも点差は埋められず、3点差で試合終了。王者近大にあと一歩及ばなかった。
1 | 2 | 3 | 4 | 延長 | 計 | |
関学 | 18 | 15 | 16 | 13 | 9 | 71 |
近大 | 19 | 18 | 10 | 15 | 12 | 74 |
試合後のコメント
主将渡邊翔太「試合が終わった瞬間は悔しかったが、ここがゴールじゃない。優勝しなかったことで自分たちに足りない部分に気付かされた。この悔しさを胸に次の大事な勝ちにつなげたい。関学はもっといいチームになる」