【ラグビ―部】 摂南大に大勝!2勝1敗で同大戦へ

 10月16日、宝ヶ池球技場に於いて関西大学Aリーグ(第3節/対摂南大)が行われた。前半、関学はリードするものの、なかなか流れを作りきれず、21-0で後半戦へ。後半20分から関学は勢いに乗り、立て続けにトライを挙げ、摂南大を圧倒。61-14で摂南大を下した。現在、通算成績は2勝1敗。
<『スピリッツ』vol.52>
20111016
【不本意な前半】
 試合開始直後、SO土本(社3)が負傷退場するアクシデントが襲う。なんとか気持ちを切り替えたい関学。果敢に敵陣へと攻め込み、ラックからパスをつなぐ。WTB中井(経1)のトライで先制するも、流れを作ることができない。リードを奪うが、要所でのミスから波に乗り切れない。自分たちのペースに持ち込むことができぬまま、21―0で前半を折り返した。
【後半20分の追撃】
 「自分たちのプレーができていない」。選手たちはもどかしさを感じていた。「原点に戻って。チャレンジしていこう」。互いに声をかけ合い、気持ちを切り替えて後半戦に挑んだ。
 立ち上がりはまだ固さが残るものの、徐々に関学のペースへと持ちこむ。HO金(人1)のトライを皮切りに、FB小樋山(人4)、ナンバー8徳永(商1)、SH中西(経3)の4トライで摂南大を突き放した。終了間際、2本のダメ押しトライをねじ込み、ノーサイド。61―14で摂南大を下した。「今日のようなゲームの入りでは、競る試合は負けてしまう」と主将・新里(社4)。勝利はしたものの、立ち上がりに課題が残った。
【新たな気持ちで】
 摂南大から白星を挙げ、通算成績は現在2勝1敗。そして次節、関門のひとつである同大戦を迎える。同大には春の対戦では大敗を喫している。新里は「厳しい試合になると思うが、我慢の時間こそ逆に楽しむくらいの気持ちで。これまでにやってきたラグビーを出せるよう、思いっきりチャレンジします」と意気込んだ。残りの試合に向け、大一番となるだろう。新里組の真価が問われる。 (文=篠原沙耶)
<『スピリッツ』vol.52(裏面)>
20111016ura.jpg
◆藤原が寛泰が決めた!
 今年のスローガンは「Challenge」。FWとBKが一体となった攻撃を心がけている。1勝1敗で迎えたリーグ戦第3節、摂南大戦。後半では終盤25分間で6本ものトライを奪った。中でもFW陣もトライを挙げ、チームを鼓舞。勢いをもたらした。
 前半26分、7-0で一歩リードを奪う関学は、相手スクラムからターンオーバーに成功。LO藤原(商3)が抜け出し、中央へと駆け込みトライをねじ込んだ。「スクラムも新しくチャレンジしてて、そこでボールを奪えたのは成長。だいぶいい感じになってきたと思う」と藤原は振り返った。また、後半にはHO金(人1)が魅せた。SH中西(経3)からボールを受けた金が押し込みトライ。自身の強みである走力で押し切り、得点を挙げた。
 今試合ではFW陣がトライを奪う場面も見られた。初戦・立命大戦の課題となったセットプレーだが、上級生のサポートもあり徐々に修正。「ラインアウトもまだまだ進化の途中。試合ごとにチャレンジできていている」と金。彼らは試合ごとに成長しているのだ。だが「まだまだFWの運動量が足りない。BKに頼っている部分があるから、もっとFWから仕掛けられるように」。FWが攻撃の起点となり、BKへとつなぐ。FWのプレッシャーが今後のターニングポイントとなってくるだろう。
◆中西、レギュラー奪取目指す!
 中西健太(経3)にとって、この日の試合は1年生次以来2度目の公式戦スタメンとなった。芦田一顕(人4)という絶対的エースSHの影に隠れがちだが、関学のSH陣には精鋭が揃っており、中西もその一人。前回は芦田のけがによりスタメン起用となったが、この日は堂々の大抜擢だった。「びっくりしたけど、うれしかったですね。長年の目標だったんで」。そしてこの試合、中西は80分フルにフィールドを駆けまわり、チームを見事勝利へと導いた。
 この日、開始早々に土本佳正(社3)が負傷退場しチームに動揺が走る。「僕が切り替えないとダメやったんですけど」。自身の動揺がプレーに出てしまい、前半チームが思うように攻めきれなかったことを反省。しかし、持ち前のディフェンス力で摂南大選手に果敢にタックルをお見舞い。また、後半の平山交代後はSOとしてフィールドに立ち続け、チームの連勝に貢献した。
 「ちょっとずつ(芦田に)追いついてきてるけど、まだまだです。パスのスピードや精度をもっと良くしないと」と中西。芦田の引退までに新旧交代を実現させることができるのか。チーム内外で繰り広げられる戦いにこれからも目が離せない。
◆萩井HC Interview
 前半は相手に合わせてしまい、どうなるか不安だった。勝ってはいるけど、思うほど点が入らないまま終わってしまった。後半に入ってからは、良い形でボールを動かせるようになっていった。ディフェンスは初戦はあまり良くなかったが、ある程度はうまくなってきたと思う。次の同大戦は、今日のような試合では勝てない。関学のラグビーをやり切って、相手云々よりも、一戦一戦強くなっていけるようにしていきたい。
試合後のコメント
主将・新里涼(社4)「前半は相手のペースで試合が進み、スローテンポになってしまった。もっと序盤から力を出さないといけない。試合の入りを修正したい。次の同大戦に向けてもう一度雰囲気しめて、やってきたことが100パーセント出せるよう、しっかり準備をして挑みます」

SNSでフォローする

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です