2020年12月13日
8月22日、甲南大学陸上ホッケー場で行われた第39回西日本学生ホッケー選手権。対京大戦。関学は試合開始から相手ゴールを攻め続け、松延(商4)のハットトリックや大西(商3)のゴールで点差をつけるが大量得点とはいかず、5ー0で勝利した。
松延が決定力不足で悩むチームをけん引する。西カレ2戦目となる京大戦。初戦は無得点だった松延が前半22分に先制点をたたき込む。39分には2点目を、そして後半28分にこぼれ球を押し込み、見事ハットトリックを決めた。これにより、松延は今年チームトップとなる8得点。FWリーダー自らの活躍で、得点力不足のFW陣を奮い立たせた。
松延「調子はまずまず。例年よりは点とれている。コンスタントに得点できるようになりたい」。
1年生次からレギュラーとして活躍していた松延。最終学年ということもあり、チームでは頼りになる存在だ。今年の大会でも要所で得点を決め、チームの勝利に貢献している。
また松延は点を決めるだけではない。得点に絡むラストパスも持ち味だ。今年は以前までやっていた最前列のポジションから2列目に移動。「FWやってたおかげで、FWの気持ちがわかるからラストパスでいいボールが出せる」と、チームの決定機も多く演出する。
だが今大会、肝心のFW陣が決定力不足。今年、FWリーダーとしてFW陣を率いている松延は「みんなゴール前でおちつきがないのが原因。そこをしっかり直していきたい」と冷静に判断し、チームの悩みを解消するつもりだ。
次の相手は神外大と格下の相手。「チームでは10点。個人ではまたハットトリックしたい」と次の目標を語った。今日の松延の活躍でFW陣が奮起してくれれば、西カレではく実に結果を残せるだろう。