【バレーボール部】 関東の壁高く敗北

 12月1日、東京体育館に於いて行われた第63回秩父宮賜杯全日本バレーボール大学男子選手権大会。関学は、決勝トーナメント1回戦の対福岡国際大をセットカウント3―1で下す。だが、続く2回戦の対中大では実力差を見せ付けられる。チーム一丸となったバレーで3セット目を勝ち取るも、セットカウント1―3で敗北。今大会で、主将・佐々木剛(社4)ら4年生は引退となった。
 先発メンバー 佐々木剛(社4)、橋丘矩宗(商4)、東條航(経4)、竹内洸介(経4)、横山雄大(人2)、佐川翔(経2)、稲岡佑一(教2)
 グループ戦を突破し、挑んだ決勝トーナメント。初戦で福国大と対戦した。試合開始早々、セッター・佐川のサービスエースが決まり勢いに乗った関学。ライト・東條の巧みなスパイクやセンター・竹内のクイックなどで試合の主導権を握り、16―7と大きくリードを奪った。その後も関学は、レフト・佐々木が強烈なスパイクを決めるなどして順調に得点。25―15と大差をつけて第1セットを取る。第2セットに入っても、流れは関学だった。東條の高さあるスパイクやセンター・橋丘のブロックなどで4―1と序盤からリード。中盤にはミスが目立ち、18―19と逆転される場面もあった。だがタイムアウトで冷静さを取り戻し、25―23で勝利へ王手をかけた。
 勝負を決めたい第3セット。関学は佐川が連続でサービスエースを決めるなど、試合を有利に進める。だが相手も意地を見せた。24―21から怒涛の4連続得点。このセットはジュースへともつれ込んだ。最後は焦った関学のミスにより、25―27。惜しくもこのセットを落としてしまう。第4セット。序盤は東條のスパイクなどで果敢に攻めるも、相手にワンタッチを奪われるなどして接戦となる。だが勝負どころで関学は実力を見せつけた。26―24、セットカウント3―1で見事勝利。これにより関学は、トーナメント戦2回戦へと駒を進めた。
 「このままでは勝てない。今日の悔しい思いを忘れずに練習して関西制覇をして欲しい」。主将・佐々木剛(社4)は涙ながらに語った。全日本インカレ決勝トーナメント2回戦で強豪・中大から1セットを奪うも惨敗。佐々木組の戦いは幕を閉じた。
 今年は佐々木をはじめとする4年生の集大成となるシーズンだった。レフト・佐々木、センター・竹内洸介(経4)、ライト・東條航(経4)、センター・橋丘矩宗(商4)は1年生次から試合に出場。佐々木のセンスの光る守備、竹内、橋丘の高さを生かした確実なブロック、そして東條の巧みなスパイク。まさに4年生はチームの柱だった。春季リーグ戦では、近大との激闘を制し、関西の二強である、大商大、大産大にも白星を挙げた。惜しくも、大商大に一歩及ばず、春季リーグ戦は2位となったが、チームの強さを証明した。続く西日本インカレではベスト16に終わってしまうが、夏合宿明けの近畿総合では快挙を達成。Vプレミアリーグに所属する堺ブレーザーズを破って、堂々の準優勝。この波に乗りたかったが、続く秋季リーグ戦でまさかの5位と不本意な結果に終わってしまう。「このままでは終われない」。ここから関学バレーボール部は奮起する。兵庫インカレでは、A・Bチームでワンツーフィニッシュを果たす。その直後に行われた関西インカレでも、順調に勝ち上がり決勝戦に駒を進めた。立ちはだかった相手はまたしても大商大。リベンジを誓う関学だったが、結果はストレート負け。関西の頂点は、最後まで近くて遠い存在だった。
 「敗れたが、悔いはない」とコートを去って行った佐々木。最後のミーティングでは早すぎた引退に多くの部員が涙を流した。しかし、この涙は必ず新チームの糧となるはずだ。2週間後の天皇杯に向け、さっそく新主将・若狭麻希人(商3)たちはもう動き始めている。
試合後のコメント
主将・佐々木剛(社4)「実力差はあったかもしれないが自信はあったし、勝てると思っていた。集大成を出せたと思うし、悔いはない。今のままでは、ここまでしか勝てないので、後輩たちには練習をしっかりしていって関西制覇をしてほしい」

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