【ラグビー部】 摂南大に圧勝!

 11月14日、長居第2陸上競技場に於いて行われた、関西大学Aリーグ(対摂南大)。序盤から攻撃を仕掛け、トライを量産。45‐7で摂南大を下した。
【表面】
 4戦を戦い抜き、リーグ戦も折り返し地点へ。3勝1敗で迎えた摂南大戦。関学は初スタメン2人を起用し、旋風を巻き起こす。積極的な攻撃展開で圧倒し、45―7で摂南大を下した。

【個々の活躍】
 開始10分、HO緑川(商4)のトライで関学の攻撃に火がついた。関学はあらゆる攻撃スタイルで敵陣に攻め込む。BK陣の華麗なパス回しでボールを進めれば、対するFWも力強いモールで一気に敵陣へ。CTB村本(文3)は、WTB長野(社4)のタックルによりこぼれたボールを奪い、そのままトライ。さらにライン際のモールからLO臼杵(法1)がボールを持ち出し、トライをねじ込み、19-0。相手を完封に抑えた関学のリードで前半を折り返した。
 後半では、初先発となったSH湯浅(人1)とCTB田中(商4)がそれぞれトライを決める活躍ぶり。果敢に攻め入る関学は着々と得点を重ね、突き放していく。そしてナンバー8小原(人3)が5試合連続のトライを決めた。ディフェンスのミスで1トライを許すも、最後まで攻撃の手を緩めることなく、最終スコア45-7で摂南大から白星を奪った。個々それぞれの役割が果たされ、それがチームの戦力となり、勝利へとつながった。リーグ戦も残すところあと2戦。相手がどこであろうと、全員が全力で戦うのみだ。
【確かな成長】
 「リーグを通して成長はしていってる。まだまだやけど、まだまだ成長するよ」と主将・緑川。試合を重ねるごとに強まっていくチーム力。そしてFW、BK共にこれまでの成果が形となって表れてきた。一戦一戦強くなっていく関学。だが彼らは満足することなく、さらなる高みを目指す。すべては栄光へとつながっている。緑川組の進化は続く。(篠原沙耶)
◆両CTBパワフルトライ!田中・村本
 今季初スタメンとなった、CTB田中(商4)。「1番上の学年やし、できることやらないと」。そう思い、試合に挑んだ。FB小樋山(人3)からパスを受けた田中は相手DFを突破し、トライをねじ込んだ。「小樋山のおかげ。ごっつあんトライです」と苦笑するも、田中自身の力強いタックルがもたらしたトライ。「ミスが多くて迷惑をかけたんで、確実にできるようにしたい。残り2戦も体張ってばしばしトライ狙って。強い関学を見せたいっすね」。し烈なレギュラー争いを繰り広げる、CTB陣。田中は経験も豊富で突破力も抜群。力強いアタックを武器に、レギュラーの座を勝ち取ることはできるのか。
 また、同ポジション村本(文3)もレギュラー不動の座を死守せんと奮起した。今試合を通じて2本目となるトライは、立ち上がりの悪い関学の起爆剤として十二分に価値のあるものだった。また、エリアマネージメントを課題にあげる関学だが、今日はその点においても万全。「BKとFWがどっちも出来上がってきてる」と、リーグ戦すべてに出場している村本だからこそチームの成長を身をもって体感している。そして最終戦に控える天理大の強力外国人CTBのハベアについて尋ねると、「けっこう意識してる」と村本。去年の自称「ハベア係」は、今年も健在なるか。関学優勝請負人から目を離すな。
【裏面】
 プレッシャーはねのけた!エースSH芦田一顕(人3)のけがの代役を任されたSH湯浅航平(人1)。並々ならぬ重圧を背負った若き闘士は、見事周囲の期待に応えチームを勝利へ導いた。

【猛アピール】
 芦田の代役だけでなく、先日の大体大戦以来2度目の公式戦という経験の浅さも重圧となって湯浅にのしかかった。試合前のロッカールームでは落ち着きなくうろうろしていたという。「緊張しやすいから、あんまり(試合のことを)考えなかったです。雑談とかしてました」と湯浅。しかし、いざ試合が始まれば経験不足は言い訳にならない。1年生とはいえ一人の闘士。湯浅は積極的にゲームを動かした。 得意のキックで関学のエリアマネージメント図る。あまりキックをする方じゃない芦田とは対照的に、湯浅の持ち味はその足。「高校のときもレギュラー争いが激しくて、先輩を抜くためにキックを練習して、武器にしました」。タイプの違う二人のSHは、関学にプレースタイルの幅をもたらすだろう。そしてさらにもう一人、SH中西健太(経2)も1年生次からAチームに名を連ねており、三つ巴のレギュラー争いにも注目だ。
【思い切って】
 後半4分、モールで押す関学の最後尾から湯浅が飛び出し、一気にインゴールまで駆け抜けトライ。「モールはFWが押してたけど、まだ真ん中あたりやったんで、思い切って」と自身初出場の試合に花を添えた。そして後半17分に中西と交代。約60分間フィールドで存在感を放ち続けた湯浅。「楽しく試合できた」と振り返った。
【来週は誰が】
 「芦田さんのけがどれぐらいで治るのか分からないんですけど、次も出れるかどうか…。試合には出たいけど、チームのためになるのが一番なんで」。芦田のけががなければ、つかめなかったかもしれない今回のチャンス。数少ない機会を湯浅はものにし、レギュラーへ猛アピールを見せた。来週の同大戦、9番を着るのは一体誰だ。
◆INTERVIEW―大崎監督
 試合を重ねるごとに若い選手たちに自信がついてきた。今日の試合では相手にしっかりと圧力をかけ、全員でディフェンスをし、少ないチャンスをものにできた。そうしたことが勝利に繋がった。去年のように一人でいける選手がいない今年のチーム。一人で無理なら二人、三人でいく。派手なプレーはできないけど、一生懸命80分間プレーをし、勝利を目指す。次戦の相手はBK3が持ち味の同大。FWがいかに圧力をかけられるか、BKが春に負けているFWをどれだけラインで止められるかが鍵となる。これができれば関学が目指すラグビーの形になるはずだ。ディフェンスから頑張っていきたい。

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