【ラグビー部】 FWで押し切り開幕2連勝!

 10月17日、宝ヶ池ラグビー場に於いて行われた関西大学Aリーグの第2節(対京産大)。前半は一進一退の攻防を繰り広げるも、後半はFWとBKが一体となった攻撃で京産大を無失点に抑え、47‐17で圧勝。開幕2連勝を飾った。
【表面】
 BKの展開からFW陣が爆発!京産大の強力FWを封じ、開幕2連勝を飾った。夏の努力が実を結び始めたFW。BK陣との連携でさらなる攻撃へ。緑川組は進化を続ける。

【大差で勝利】
 初戦の立命大戦に勝ち、勢いに乗ったまま迎える京産大戦。優勝するには一戦一戦が重要となるリーグ戦。関学は勝利目指して臨んだ。
 晴れ渡る空の下、関学のキックオフで試合が始まった。序盤、京産大のFWを中心とした攻撃に苦しめられる関学。ゴール前での危ない場面が続く。しかし関学も粘り強い守りを見せ、相手の思うようにはさせない。そして前半28分、ゴール前中央ラックからHO緑川(商4)が抜け出し先制トライ。その後もFWを中心とした攻撃で果敢にトライを狙っていく関学。PR幸田(経2)、NO8小原(人3)もトライを決め、前半を26―17で折り返す。
 リードして迎えた後半。開始4分、敵陣22メートルラインからSH芦田(人3)、SO新里(社3)、CTB村本(文3)へパスをつなぐ。そしてそのまま村本が右中間にトライ。31―17とし、京産大を大きく引き離す。自陣でのプレーを強いられる場面もあったが、堅いディフェンスで京産大の攻撃をしのいでいく。後半21分には、ゴール前のラックからFL安田(人2)が抜け出しトライを決める。さらに相手のパスミスからWTB長野(社4)がボールを奪い、相手を全く寄せ付けずに独走トライ。試合を決定づけた。後半は相手に一つもトライを許さなかった関学。47―17で勝利し、初戦に続き白星を飾った。
【一戦必勝!】
 次戦の相手は近大。今年昇格してきたチームではあるが、油断はできない。「現状に満足してはいけない」と試合後、緑川は部員達に呼びかけた。3連覇に向けた戦いは、まだ始まったばかりだ。(宮本直実)
【裏面】
 「MOVE」をテーマに掲げている今年の関学。BKのスピードが勝利への鍵を握っている。チームを引っ張るべき存在であるはずBKが、京産大戦では不発。FWに肩を借りる結果となった。

【FWの活躍】
 FW合戦が予想されていた京産大戦。去年に比べサイズダウンした今年は、BKのスピードが鍵を握っていた。「京産大の強力FWに耐え、関学はBKの展開力で対抗し、どこまでやれるのか試したい」。大崎監督はそう話していた。しかし、実際に攻撃の主体となったのはFWだった。前半のトライはすべてFW陣によるもの。BKのキックで陣地を広げ、FWにつなぐ。FWとBKが一体となった攻撃ではあるが、FWに引っ張られる形となってしまった。しかし、後半にはWTB長野(社4)がこぼれ球から中央へ独走トライ。「トライとディフェンスが自分の役割。どんな形であってもトライを取る」と力強く語った。
【BKに期待】
 京産大から白星を奪ったものの、BKは不発に終わった。FW陣の活躍により、BK陣にもさらなる期待がかかる。スピードがウリの今年の関学。BKが攻撃の起点となれるのか。テーマである「MOVE」を象徴するのは、BKだ。スピードのあるパス回しと展開力で勝利へと導く。BKが爆発する時を待つばかりだ。(篠原沙耶)

◆硬式野球部の応援に行きました

 この日の試合後、ラグビー部の選手たちはある場所に向かった。それは、わかさスタジアム京都。野球場だ。そう、ラグビー部は試合後の疲れもなんのその、硬式野球部の関関戦の応援に行ったのだ。互いの主務の何気ない雑談から実現したこの企画。硬式野球部17年ぶりのリーグ優勝の懸かった大一番にスタジアムはおおいに盛り上がった。緑川も「体育会の横と横のつながりは大事にしたい」と語る。試合は9回二死満塁から四番・萩原(商2)の打順にまわり逆転のチャンスをつかむも、惜しくも敗れ4年生たちは引退となった。同志の無念を目の当たりにした関学ラグビー部。彼らはそういった人のためにも負けるわけにはいかないのだ。(山本大輔)
◆INTERVIEW―大崎監督
 出来る子たちだとは思っていたが、ここまで春、夏を通して自分たちに自信をつけることができないままリーグに突入して、不安はあったと思う。今日の相手は京産大、強いFWで来ることは分かっていた。だからこそ逃げるのではなく、「やられるやろうけど自分たちの実力を知る絶好の相手だと思ってやってこい」と萩井ヘッドコーチも試合前に言っていました。FWで我慢して、BKでトライを取っていく作戦だったのが、実際はFWだけでだいぶ通用したのは嬉しい誤算。選手たちの自信にもつながったと思う。 去年の『遺産』を自分たちの実力だと過信して始まった春から、だいぶまとまってきたと思う。初戦も今日も、BKが簡単に相手を抜かせてしまう場面があったのが、まだチームが若い証拠。今後はこういったプレーが命取りになるから、気を引き締めて近大戦に臨んでいきたい。

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