【ラグビー部】 立命大撃破!リーグ初戦に白星!!

 10月10日、近鉄花園ラグビー場第1フィールドに於いて行われた関西大学ラグビーAリーグの第1節(対立命大)。関学は先制トライを許すも、ナンバー8小原(人3)のトライで逆転し7‐5で前半を折り返した。そのまま突き放したい関学だったが、互いに譲らぬシーソーゲームを展開。後半終了間際、FL安田(人2)のトライで勝利を決定付けたと思われたが、ロスタイムにトライを奪われ、21‐15でノーサイド。緑川組は初陣を白星で飾った。
【表面】
 ついに始まった関西リーグ。3連覇を懸けて臨んだ関学は、去年からの大幅なサイズダウンや周囲からの期待などの逆境を打ち破り、見事立命大を21―15で下した。この勝利は単なる一勝ではない。今後の快進撃を予感させる値千金の大金星であった。

【いざ出陣】
 ついにこの時がやってきた。待ちに待ったリーグ戦、初戦の相手は関学と相性の悪い立命大。3連覇へ勢いを付けるためにも負けは許されない。奮起したのはナンバー8小原(人3)だった。
 「走ってタックルしてトライしたい」。試合前、小原はそう意気込みを語った。試合開始早々、立命大に先制トライを奪われた関学。その後も自陣に攻め入られ、我慢の時間が続く。しかしリードを許したまま前半を終えられない。FWを中心に反撃を開始。モールで攻め込み関学に流れを引き戻す。そして前半31分、積極的にトライを狙っていきたいと話す小原が魅せた。ゴール前のスクラムから抜け出した小原が試合を振り出しに戻すトライ。コンバージョンキックも決まり、逆転に成功。7―5と勝ち越して前半を折り返す。
 2点リードで迎えた後半。両者一歩も譲らず、一進一退の攻防が続く。敵の厳しいアタックにも屈しないディフェンスを見せる関学。そんな時、相手のミスからチャンスを手にする。そしてスピード感のあるパス回しで相手を翻弄(ほんろう)。徐々に流れが関学に傾き始める。リーグ戦初出場の選手が多い今年の関学FW。「自分が引っ張らなければ」。その思いが小原を奮起させた。後半27分、ゴール前のモールから抜け出した小原。相手をかわし2本目のトライを決める。その後もリードを保ち続け、試合終了。21―15で難敵立命大を撃破。初戦で見事白星を飾った。この日小原が決めたトライは二本。二本とも、春から力を入れて練習してきたモールとスクラムからの得点だった。
【FW勝負】
 勝利を手にしたものの、ミスが目立ち、課題の残る試合となった。次に戦う相手は京産大。FW戦になる可能性が高い。FWが鍵をにぎる次戦では、鍛え抜かれたセットプレーで京産大に立ち向かう。関西3連覇を目指す、彼らの挑戦はまだ始まったばかりだ。(宮本直実)
【裏面】
 今年も関学はFWが引っ張る!昨年と比較されてはサイズダウンや戦力ダウンなどと厳しい意見を言われるが、このまま黙っていられるか!二人の男が開幕戦を白星で飾るたくましいプレーを見せつけた。

【小原渉】
 先制トライを許し、5点を追いかける関学。立命大の強いFWに押され、なかなか敵陣を割ることができない。しかし、前半30分、転機が訪れる。緑川組、今リーグ初トライを奪ったのは、ナンバー8小原(人3)だった。ゴール目前、小原はモールからボールを持ち出しそのままトライをねじ込んだ。このトライで関学は逆転に成功。リードで迎えた後半、小原はこの日2本目となるトライを決め、流れを一気に引き寄せた。「ゴール前のスクラムからでいけて良かった。いつもトライは狙ってるんで」と頼もしく語った。緑川組のトライゲッター、小原の勢いは止まらない。次節の京産大戦に向け、「FWは1年間きつい練習もやってきた。やってきたことに自信持って、僕らBKから仕掛けて、FWで負けないようにしたい」と意気込んだ。関学を勝利へと導く小原のトライを見逃すな。
【安田尚矢】
 終始、両者譲らぬシーソーゲームを展開していた立命大戦。後半30分、スコアは14-10。1トライでも許せば逆転されてしまう大一番。立命大を突き放すトライを決めたのはFL安田(人2)だった。ゴール前のラックからボールを持ち出した安田はゴールラインへ。「このトライで勝ちを確信した」。その直後に追加点を奪われたものの、安田のトライで関学は逃げ切り、白星を手にした。「初戦突破できてとりあえず一安心。でも次あるんで、切り替えて新たな気持ちで臨みたい」。安田の活躍に期待がかかる。(篠原沙耶)
◆殺人タックル炸裂!村本
 「抜かれる気がしない」。リーグ開幕前に語った通り、CTB村本(文3)の強烈タックルが立命大の選手をことごとく沈めた!「前半は雨降ってコンディション良くなくて、なんもしてない」。そう語る村本だったが、後半は奮起。春からずっと意識してきたという低めのタックルで立命大の選手を粉砕。また、そのプレーがディフェンスとアタックの起点となりゲームを動かした。しかし、FWの活躍ばかりが目立ったこの試合。「次の京産大はFWのチームやから、BKでもっと持っていきたい」。次戦以降も村本の存在は相手にとって脅威となるだろう。(山本大輔)
◆INTERVIEW―大崎監督
 きつかったFW。若いFWですが良くやってくれた。FWの強い立命大をFWでつぶし、たくましかった。しんどい練習を耐え抜いた彼らへのご褒美が今日の勝利だと思う。FW8人中7人が初のスターターであり、メンバーの半分以上が初めて花園第Ⅰの土を踏むこととなり、緊張はすごかったと思う。その不安から力を発揮できないことが怖かったが、彼らは本当に頑張ってくれた。FW8人BK7人が一体となっていたし、練習相手になった下のチームもあっての勝利だと思う。学生たちに感謝したい。

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