【ハンドボール部男子】 関西王者に一歩及ばず

 10月3日、舞洲アリーナに於いて行われた平成22年度関西学生ハンドボール秋季リーグ戦(対大体大)。前半、関学は長年関西1位の座に君臨している大体大を相手に善戦。粘り強いプレーで試合を10―12で折り返す。しかし後半は崩れてしまい、16―28で敗北となった。
 リーグ戦も佳境に突入。強敵・大体大に奮闘した関学であったが、16―28で敗北を喫した。
【vs関西王者】
 10季以上の間、関西の頂点に君臨している大体大が今回の相手だ。「ロースコアの戦いに持ち込むことが勝機につながる」と、石黒組は粘り強くチャンスを待った。後半は大体大に力の差を見せつけられる結果となってしまったが、前半は善戦。その立役者が、今季目覚ましい活躍を見せるキーパー・秋篠利樹(人3)だ。相手の一発目のシュートをいきなり止めてみせると、その後も好セーブを連発。秋篠の活躍にベンチからガッツポーズが出た場面も。主将・石黒(商4)も「秋篠の好セーブはすごかった」と太鼓判を押す。
【秋篠俊樹】
 そんな秋篠がキーパーとなった理由は「球技が得意でないけれど、自分の身体能力を生かせることがしたかったから」。キーパーという特殊なポジション上、得点に直接絡むことはない。だが秋篠の長身を生かした守りは関学の大きな強みだ。すさまじいスピードと高さから打ち込まれるシュートを止めるのは至難の業。しかし「ディフェンスがシュートを限定してくれるから止めに行けるんです」。一見個人技のように思われるキーパーのプレーだが、仲間とのコンビネーションが大きなカギを握るという。それもまたキーパーの魅力だ。
 集中力のむらを課題に挙げる秋篠だが、前節の天理大戦から良いコンディションをキープできているという。「このまま調子を維持していきたい」と意気込む。チーム全体の調子も徐々に上がっており、残す2試合も目指すは勝利のみだ。もちろん勝利に必要なのはこの男。チームには秋篠の鉄壁セーブが欠かせない。
◆大体大に力及ばず…
 今季、チームの状態がなかなか上がってこない関学。今回の相手は、春季リーグ戦1位の大体大だ。厳しい試合が予想されたが、先制点を奪ったのは関学の前田(商3)だった。ペナルティスローを確実に決めた。その後も、ミスの少ないプレーで、ボールを広く回して得点を決めていく。そして前半を10―12の僅差で折り返した。後半は、スタミナ切れから、前半のような集中力がなくなってしまう。そのため、ミスが目立つように。大体大はそこを見逃すような相手ではなかった。一気に攻められ、点差を広げられてしまう。だが、そんな中、キーパー・秋篠が好セーブを連発。次々にボールを弾き、シュートを決めることを許さない。主将・石黒が語った関学の弱点は体力とメンタル。今回の試合では特にメンタル面の弱さがでた。石黒は「ミスが出ると、焦って粘り強さがなくなる」と言う。秋篠の堅い守りは崩れかけた関学にとって、大きな存在だ。     
 結果は、16―28での敗北。今試合は、関学の良い点も悪い点も出た。しかし、大体大を相手に見せた前半の動きは今後の自信となる。それを活かしたプレーを残り試合で披露する。
試合後のコメント
主将・石黒直紀(商4)「ロースコアの展開に持ち込む作戦で、前半はうまくいったが後半は粘り強くプレーすることができなかった。立ち上がりは良かった。チームの良いところと悪いところが全部出た試合だったと思う」

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