【ハンドボール部男子】 関関戦、華麗なる逆転勝利!

 6月19日、関西大学中央体育館メインアリーナに於いて第33回総合関関戦が行われた。試合は接戦となり、終了間際まで点を奪い合う展開に。残り4秒で石黒(商4)が逆転弾を決め、24―23で勝利した。

【シーソーゲーム】
 直前の女子の敗北を受け、背水の陣で試合に臨んだ男子。関大は昨リーグ戦で勝利はしたが、実力はほぼ五分の相手。決して気を抜けない相手だ。そして、今年の目標として掲げる〝インカレ緒戦突破〟と〝西日本インカレベスト4〟のためにも、こんなところで負けるわけにはいかなかった。
 アウェーとはいえ、普段の試合よりはるかに多い味方の声援を背に、選手たちはコートに立つ。前半、いつも立ち上がりを攻め込まれる関学だが、今日は開始早々に連続得点を決め、このまま勢いに乗るかと思われた。しかしそう簡単に勝たしてくれる相手でもなく、徐々に点差を縮められ、前半終了4分前、とうとう試合を振り出しに戻される。リードを奪って後半を迎えたい両者の一歩も譲らぬ攻防を制したのは、関大だった。終了10秒前にまさかの勝ち越しシュートを決められ、1点ビハインドで試合を折り返した。
 後半すぐに同点に追いついた関学だが、関大も負けじと食い下がる。一進一退の試合展開に観客席のボルテージは最高潮に達し、体育館中に両校の激しい応援がこだました。どちらが勝ってもおかしくない。しかし、その勝敗を分かつのは地力の差だった。23-23の同点のまま残り35秒となったとき、たまらず関大がタイムアウトを宣言。当然とはいえ、最悪の場合引き分けでも関関戦には勝利できる関大は、勝ち越し点を決めさせまいと守りを固めてきた。その壁は厚く高く関学の前に立ちはだかったが、すばやいパス回しで相手ディフェンスを揺さぶり、ほんの少し崩れた陣形の隙間をぬって石黒が渾身のシュートを投げ込んだ。決してきれいなシュートではなかった。しかし、今の関学ハンドボール部男子にとってもっとも必要な「とにかく勝ちたい」という気迫に満ちていた。そして、石黒(商4)によって放たれたシュートは関大のゴールネットを大きく揺らした。残り6秒での逆転劇に、選手も観客も声を大にして自分たちの勝利に喜びを爆発させた。
【いざ決戦の夏へ】
 劇的な勝利だったが、辛勝に変わりはなく課題も多く残った。もっと高いところを見据えているからこそ満足はなく、西日本までの残り数週間も変わらず練習に励むだろう。また、「いつも今いるベストメンバーで臨んでいるが、まだ小郷(商4)に頼りすぎている」とオフェンス面での悩みも尽きることがない。まずはディフェンスを強化し、そこからの速攻というパターンを作ることが関学の進化の必須条件である。夏までの残された時間はあとわずか。さなぎが羽化する日は近い。
試合後のコメント
主将・石黒直紀(商4)「西日本に向けて課題は多いと感じたが、接戦で勝てたのはいいこと。今日は応援が多くて楽しかったです。西日本はベスト8を目標に頑張りたいです」

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