【ラグビー部】 明大に大敗。日本一の夢、潰える。


 12月27日、瑞穂公園ラグビー場に於いて行われた第46回全国大学ラグビーフットボール選手権大会。関学は前半の立ち上がりが悪く、終始明大にペースを握られる。後半にようやく自分たちのラグビーを取り戻すが、前半につけられた差を取り返すことができず29-62で敗北した。昨年の選手権で法大に敗れて以来、常に関東を意識してきたラグビー部だったが、昨年同様全国ベスト8でその挑戦を終え、4年生たちは引退した。
 「日本一」。常に朱紺の闘士たちの胸にはこの目標があった。1回戦で同大を下し、駒を進めた関学。ついに迎えた、2回戦の相手は明大。春から、関東の大学の柔と剛を兼ね備えたラグビーに対応できるように徹底してきた関学。ついにその成果を発揮するときがやって来た。
 明大ボールから試合が開始した。試合序盤から、関学は明大のスピードのあるパス回しに翻弄(ほんろう)される。焦りからかファールをとられ、ペナルティキックを与えてしまい先制点を許した。だが前半10分、ライン際でぶつかり合いを繰り返し、NO.8・大滝(社4)が待望のトライを決め、5-3と勝ち越した。リードしたのも束の間、フィールドを広く使った鋭いパスでトライに持ち込まれてしまう。関学は体を張ってタックルするも、明大は巧みなボディバランスでなかなか倒れない。思い通りのプレーができないまま、次々と追加点を奪われ、5-31で前半を折り返した。
 「もっと関学らしく、アグレッシブにもっと攻めよう」。ハーフタイムでの主将・小原(社4)の言葉が、選手たちの緊張を解きほぐした。後半に入り、自分たちのペースを取り戻したのか、連続でトライを決める。積極的にモールで陣地を奪っていく関学。全員の気持ちがひとつになって、どんどんと押し進めていく。しかし、対する明大もボールを奪うと、フェイントをかけながら一気に走りこみ、トライへ。明大のパワープレーが朱紺の闘士たちの攻撃を封じ込めていく。だが彼らは決して諦めずに、果敢に攻撃を仕掛けた。後半38分、気持ちでパスをつなぎ、LO松川(経4)が足をつかまれながらも左隅に意地のトライをねじ込む。そしてそれに応えるかのように、SO渕本(社3)のゴールも成功。朱紺の闘士たちは最後まで、勝利を信じ続けていた。しかし、無情にもノーサイドの笛が響き渡り、試合終了の合図を告げる。最終スコア、29-62。悔しさをこらえきれず、涙を流す関学フィフティーン。小原組の日本一への挑戦は、ベスト8で幕を閉じた。
関学スポーツ独占インタビュー
主将・小原正

―今の気持ちは?
「悔しい。またここ(ベスト8)かって感じです」
―明大の印象は?
「ブレイクダウンが強かった。でも後半はうちのFWが勝ってるんじゃないかという場面もありました」
―この1年間を振り返って
「FWが強くなった。だからあとはBK。来年はもっと強化してやってほしい」
―試合前の気持ちは?
「まず申し訳なさがあった。木曜にけがしてしまい、金土と練習いけなかったんで」
―前半の立ち上がりについて
「踏んでる場数が違った。明大は伝統校で戦い方を知ってる。これがもっともっと当たり前になっていけば、これからも関西の王者ではいられるはず」
―後半について
「アグレッシブにもっとやっていこう、って。前半は相手のPGとかで流れ持っていかれてた。最初から自分たちのペースに持ち込めてたら・・・。やはり明治というだけで名前負けしてたとこがあったのだと思う」
―来年について
「とにかく一生懸命に頑張って欲しい。あいつらが信念を持って、それを貫けたらもっと上にいけるはず。思いっきり話し合って、軸をぶらさないようにして欲しい。自分たちの代はディフェンス面がちょいちょい変わっていってみんなを戸惑わせてしまったところもあった。でも、FWに関しては貫き通せたから、100点をあげたい」
―4年生たちへ
「FWは4年が多くてすごい楽しかった。ホントいいメンバーがそろったと思う。またみんなで集まって飲みたいです」
―4年間を振り返って
「ほんま後輩、先輩に恵まれた。感謝したい。これから大学でラグビーをするつもりの人たちには関学ラグビー部を薦めたい」
涙を見せる主将・小原
果敢に明大ディフェンスに攻め込む大滝.jpg

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Comments (3)
  1. 月見軒の夜空 より:

    関西リーグ優勝から大学選手権にかけ非常に楽しませてもらいました。地方では関学といっても誰も知りません、体育会のクラブでもテレビに出ることもなく寂しい思いでしたがラグビー部の健闘は私を久々に奮い立たせてくれました。昨日の明治戦、よくやったと思います 彼らが少しだけラグビーを知っていただけで得点差ほどの点差は感じません昨夜4試合二回戦見ましたが帝京 早稲田 慶應 東海 には差があるように感じますが それはスピードと重い接点でのあたりそして経験 対抗戦 リーグ戦の中で鍛えあっているからで 今後 関西リーグの中で同志社や立命館などもっとレベルがあがりラグビーは関東と言われる中もっと強くなるには外人や指導員を留学させたり関東との人的交流など 難しいでしょうがもっともっと強くなって関東を破って日本一に関学が日本一になることを
    そう遠くない日を信じています 頑張ってください。 期待しています

  2. 1991年 商学部卒業 より:

    お疲れ様でした
    特に4回生全員へ
    今日迄本当によく頑張りましたネ
    何処もかしこも厳しい意見が飛び交ってるけど 1~3回生全員は結果を真摯に受け止めて欲しい
    出来なかった部分は徹底的に鍛え直す!特にディフェンスと (プレース含めた)キックは必須では?
    後は 強い気持ちです
    (昨日は 明治が強いと同時に KGが何時もらしさを欠いてました 浮き足立ってると見えました)
    来年は(自慢だった強力FWの7人が入れ替わり)マイナスからのスタートと見ています それ位の危機感 意識を持って欲しい
    さも無くば 打倒関東どころか 関西3連覇も危ういですヨ
    大崎監督始め 首脳陣の方向付け そして(間違い無く就くでしょう)緑川主将のキャプテンシーに注目しています
    暫くゆっくり休んで下さい 特に怪我人は完治をさせて 来季に望んで下さい
    来季も応援します
    頑張って下さい!

  3. よっちゃん より:

    今まで感動をありがとうございました!お疲れ様でした。
    次は絶対に日本一を勝ち取ってください。応援してます!

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