【陸上ホッケー部】 堅い守り破れず無得点に終わる。4年生引退

 10月21日に行われた第58回全日本学生ホッケー選手権大会1回戦(於・長居球技場)。関学は東農大と対戦し、序盤から果敢に攻撃を組み立て攻め込むが、逆に実力が上の相手に先制点を許してしまう。そこから相手に流れが傾き、堅いディフェンスに阻まれサークルに入ることが難しいくなっていった。後半も相手攻撃をしのいでいたが追加点を決められ結果、0―6で1回戦敗北。4年生はこの試合を以て引退となった。
 全国の舞台でも関学は通用するのか―。それとも1回戦で終わってしまうのか―。試合前に円陣を組み、「絶対勝つぞー!」と気合いを入れる選手たち。試合は柳井(経3)のセンターパスから始まった。開始早々、縦パスを坂田(社4)、柳井、松延(商2)と狙い、惜しくも松延には届かないもののいいスタートとなる。その後も下からパスを回しながら攻撃を仕掛け、前半3分にはPC(ペナルティコーナー)を獲得。中島(社1)の放ったフリックシュートは相手GKのミットにはじかれてしまう。それでも序盤にボールを回し、攻め入れたことから実力が上の相手に手応えを感じ「いけると思った」と坂田。だが試合を動かしたのは東農大だった。思わぬ先制点を入れられ、流れが変わったのだ。そこから関学は防戦一方に。さらにPCを与えてしまい、速いボールに対応できず追加点を許す。2点差をあけられた関学はパスカットをし、前線へと攻めようとするが相手のハーフプレスに苦戦して思うように攻撃の形を組み立てられないでいた。対する東農大はサークルの周りで引きながらセカンドボールを取り、3点目。ここで関学はGKを辻本(経2)から三上(経4)に交代する。24分に相手のPCを守り抜き、関学が次第に相手陣地に攻め入り、縦パスを通すように。だがうまく連携が取れずにいた。前半残り2分には大西(商1)が相手パスをカットし、前へ。松延にボールを回し、走りこんでいた松田がボールを受け取る。しかし得点には至らず前半を終える。
相手の防壁をなかなか破れないでいた関学。しかし完全に相手のペースではなった。後半に勝負を掛けるしかない。このチームでもう1回試合をするために勝利を目指した。しかし思いとは裏腹に、後半開始直後から相手の猛攻を受けPCを取られ、0―4となる。まずは1点目が欲しい。中島が打ち込みからPCを獲得し、絶好のチャンスが訪れた。中島がシュートを打つが相手GKに止められ、関学が詰めにいって再び関学のPCに。続くPCではフェイントをかけ最後に岡川(理4)が打ち込むがボールは惜しくも左に逸れ、チャンスを生かせなかった。その後東農大に関学ゴールを襲われ杉内がゴールになりそうなボールをクリアし、危機を脱する。防戦になるが隙があれば縦パスや打ち込む関学。後半27分には素早いリスタートから松延が前にいる大西にパスを出すものの、サイドラインを超えてボールを出してしまった。しかし終盤に関学の底力が発揮し、相手ゴールを幾度となく襲い始める。「押し切れば入ると思った」(坂田)。大西、松延、柳井でゴール前まで上がり、攻め込むが柳井のシュートは入らず相手ボールになりクリアされた。残り5分では大西が打ち込み待望の得点かと思いきやゴールとみなされずみんなのガッツポーズが消える。1点が遠い。最後まであきらめず果敢に攻め込むが、むなしくも試合終了のブザーが。主将・坂田はその瞬間座り込んでいた。「もうちょっとこのチームでやりたかった。あと10分あったら点数入ってたんじゃないかな」。結果は0―6。しかし点数以上に価値のある試合だった。「もうすぐ勝てる」と確信したはずだ。
この試合で4年生は引退した。これから新たに始まるチームに向けて坂田は「強くなって欲しいっていうのと、ここまで戦えたのは後輩の力なくしてやから感謝」と笑顔を見せ語った。

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