【アメリカンフットボール部】 関大にまさかの敗北!

 9月26日、王子スタジアムに於いて行われた関西学生リーグDiv.1第3節、対関大。関学は先制点を上げ前半リードするも、後半は苦しい展開に。第4Qに関大にタッチダウンを決められ逆転を許すと、13ー17のまま試合は終了した。これで関学は秋季リーグ戦2勝1敗となり、関西制覇には一敗も許されなくなった。
第3節、関学ファイターズが迎え撃つ相手は春の定期戦において1点差で辛勝した関大。逆転で勝利したものの試合内容はシーソーゲームの互角であった。秋季リーグ戦ではまだ両者とも黒星は付いていない。勝利は譲れない!負けられない戦いが始まった。
 関学レシーブで開始した第1Q。両者ともにファーストダウンを更新するも、なかなか敵陣深くまで攻め込めず、ゲームの主導権をどちらも握れない。続く第2Q、関大の攻撃を1回に抑えると関学OFFの猛攻が始まった。QB加藤(社3)はランとパスで敵陣に進撃。そして、ゴール前11ヤードからのセカンドダウンではQB加藤自らがボールをキープし、ランTD(タッチダウン)を決め先制する。その後の関学の攻撃。QB加藤からWR松原(商3)へのロングパスの際に関大DEFの反則があり、15ヤードのペナルティを獲得し、一気に敵陣へと踏み込む。そして敵陣39ヤードからのファーストダウンでQB加藤からWR
柴田(商4)への23ヤードのパスが成功し、TDまであと16ヤード。これで流れは関学に傾いたかと思われた。しかしこの絶好のチャンスを関学OFFはつかめない。ロングパスを狙った、QB加藤からのボールをWR松原がファンブル。これを関大がリカバーし、一気に関大は勢いに乗る。関学DEFも負けじとD
B香山(社2)がパスカットを見せるものの、関大OFFに次々とファーストダウンを更新されていく。サードダウンまで関大の攻撃を抑えるが、前半終了間際で関大OFFは一か八かのギャンブルを仕掛ける。これを封じたい関学DEF。だが無情にもパスは成功し、敵陣26ヤードまで進撃される。続く関大のファーストダウンの攻撃でパスは失敗に終わり、時計は前半終了残り7秒を表示していた。ここで関大は22ヤードのFG(フィールドゴール)を確実に決め、7ー3。関学はリードを維持しているものの、関大ペースのまま前半を折り返した。
 後半は関大のレシーブで開始。前半の勢いそのままに第3Q開始早々、関大OFFに68ヤードランでのビッグプレーでTDを決められ、7ー10。関大に逆転を許してしまう。続く関学OFFの攻撃では、RB河原(経4)、久司(商3)、QB浅海(社4)らのランでじわじわと進撃していく。そしてQB加藤からWR春日(社3)へのパス、WR柴田への31ヤードのロングパスで一気に敵陣24ヤードまで攻め入る。ここでTDを狙いたい関学であったが、なかなかパスが決まらず最後は37ヤードのFGをK大西が落ち着いて決め、10ー10の同点にした。次の関大OFFの攻撃ではLB吉川(商4)が鋭いロスタックルを見せるが、関学DEFのパーソナルファウルにより15ヤード罰退。そして敵陣に入られ、関大OFFの速いパスでTD圏内の24ヤードまで攻め入られる。しかしこのピンチに、関学DEFの守備が光る。DB三木(商3)がロスタックルを決めると、DB善元(法3)が見事なインターセプトを見せ、23ヤードのリターン。DB3年生の活躍で流れを関学に引き寄せた。そして10ー10の同点で第3Qを終了。勝負は最終Qに持ち込まれた。続く第4Qは敵陣48ヤードから関学OFFの攻撃で始まる。QB加藤からWR柴田(商4)への24ヤードのロングパスでファーストダウンを更新すると、テンポよく進撃していく。敵陣7ヤードからの攻撃。ここはTDで追加点を狙いたい関学だが、最後の1プレーが決まらない。サードダウンでパス不成功に終わり、TDはまでの道のりは遠い。結局、K大西が21ヤードのFGを決め、13ー10で追加点をあげた。その後、関大レシーブで29ヤードのリターンを許してしまう関学DEF。ここから関大の猛攻が始まる。すぐに敵陣に進入するとパスとランが炸裂し、敵陣30ヤードからのサードダウンでエンドゾーンへのロングパスを決められ、あっさりとTDを奪われてしまう。これでスコアは13ー17に。試合終了までは残り6分。関学はFGでは勝てない状況になり、何としてでもTDを奪いにいく。RB久司の35ヤードリターンで自陣45ヤードからのファーストダウン。QB加藤のWR陣へのパスで関学OFFは確実にTDへと立ち向かう。敵陣25ヤードからの攻撃でランとパスで攻める。だがファーストダウン更新はできない。そして、
関学はタイムアウトを取りフォースダウンでギャンブルに出る。しかしQB加藤からTDを狙い、TE垣内(社3)投げられたボールは手中からこぼれ落ちた。このファンブルで関学の攻撃権は終わり、あとはDEFの守備に勝利は委ねられた。しかし、関大はじっくりと時間をかけ、攻める。試合終了時間は刻一刻と迫っていた。関大は攻撃を止め、関学DEF陣はフィールド場に立ち尽くしていた。何もできない悔しさが選手たちから溢れ出る。そして、13ー17で試合は終了。勝利が決まった瞬間、関大は歓喜に沸いていた。一方、関学の選手たちは意気消沈し、この敗北を受け止められないでいた―。春の関関戦では僅差で勝利を収めたが、この試合は関大の勝ちたい気持ちが非常にプレーに表れていた。「絶対勝つ」というその気持ちの強さでこの1勝を勝ち取ったのだろう。6年ぶりに関大に負けを喫し、秋季リーグ戦で初めて黒星をつけた関学ファイターズ。もう関西制覇には1敗もできない。後がない状況に立たされたが、まだ諦めてはいけない。これからのファイターズの変貌に期待だ。
試合後のコメント
鳥内監督「最初から接戦になると思っていた。今日みたいにファンブルが多いと勝てない。敵陣に入ってからの攻めもまずく、守備では相手の攻撃のバリエーションに対応できず、マークについていても抜かれた。今日は全体的にプレーがかみ合ってなかったが、まだチャンスはあるのでやれることをやっていきたい」
主将・新谷太郎(経4)「今日の結果は、4年生の責任だと思っている。もう後がない。やるしかないと
いう気持ちです」
LB古下(商4)「完敗です。4年生が甘かった。危機感を持ってやろうと言っていたけど、なめているところがプレーにも出た。もっと必死になって1プレー1プレーやるだけです」
QB加藤「結果が全て。それだけです。これからは勝つしかない。今日は0点です」
DL平澤(商3)「DEFで負けた。自分は何もできてない。次からは頑張るしかない。今日は0
点です」

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Comments (2)
  1. 髙木 正 より:

    我が体育会の象徴・誇りのFightersがあの関大に敗れるとは残念至極。夏の関関戦の辛勝でいやな予感していたが。 切り替えて残り試合全勝で甲子園に出てください。
    東京在住 ’75年卒 体育会OB

  2. 高松在住 より:

    近時の関大は決して侮れなかったはず。にもかかわらずの敗戦には準備不足のゆえショックです。立命館は多分取りこぼさないはず。(関立時代以降、立命館はほとんど関学以外に負けてないのではないか。それが立命館の強さであり関学の脆さです)そうなれば立命館との一騎打ちだけど最悪は三つ巴になってしまう。正直立命館に連勝は難しい。よって今年は甲子園が遠のいた感がある。今のままでは京大戦もやばく3敗もありうる。

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