【軟式野球部】 涙の敗退、4年生のラストゲーム

 8月30日、みどりの森県営球場に於いて行われた第61回全日本大学準硬式野球選手権大会準決勝(対専修大)。前半は両校ともにピッチャーを中心とした堅い守りで0点が続く。だが6回、関学はエラーから先制を許す。さらに8回にもスクイズを決められて2点差となった。最後まで諦めない関学は最終回、先頭打者の原田大(商3)がスリーベースヒットで出塁する。続く富田(文3)の内野ゴロがエラーとなり1点を返した。しかし、あと1点が遠く惜敗。決勝の舞台にはあと一歩届かなかった。
専修大 000 001 010=2 H=5 E=1
関学  000 000 001=1 H=4 E=6
(関学)
妙見、内垣、塩澤―石田
 準決勝の相手は、一昨年に負けを喫した相手・専修大。雪辱を果たすべく、負けられない試合が今、始まった。
 先発は、昨日と同じく1年生の妙見(経1)。5回までに許したヒットは1本という素晴らしいピッチングで専修大打線を0点に抑える。攻撃では、関学は3回に先頭打者の原田将(経2)がツーベースヒットを放ちチャンスを作るも、あとの打線が続かず試合は0-0のまま進んでいく。
試合が動いたのは6回だった。妙見が、この試合初のデッドボールで先頭打者を出塁させるとバントなどを絡められ、1死二塁のピンチに。その直後、初球を叩かれレフト前にヒットを浴びる。そこでホームへの返球が逸れ、まさかの先取点を許してしまう。ここで妙見に変わりマウンドにあがったのは内垣(文4)。ヒットを打たれるもピンチを切り抜ける。しかし8回にもスクイズで1点を追加され0-2。またもや引き離されてしまった。
スタンドからナインを盛り立てる部員達
 だが、彼らの姿勢に「諦め」は微塵もなかった。スタンドからの応援、ベンチからの声援、すべてがナインを盛りたてる。そして最終回。1番原田大(商3)が右中間を破るヒットを放ち、走力を生かし一気に三塁へ。無死三塁という最高のチャンスに2番富田(文3)が打ち返したゴロを相手のセカンドがボールをはじき、その間に原田が生還。1点差まで詰め寄る。しかし、最後はダブルプレーに抑えられゲームセット。またしても、全国の頂点にはあと1歩届かなかった。
悔しさを隠し切れない選手達
 試合後、涙ぐむ選手たちの前で、主将・廣橋(社4)の「最高のチームメイトと野球が出来て良かった―」。その一言がこの1年間のすべてを物語っていた。来年、後輩がこの想いを継いでくれると信じて、彼らは佐賀を後にした。
試合後のコメント
主将・廣橋輝之「(専修大は)相手にとって不足なし。悔いはない。全国の舞台・佐賀で迎えられた夏を幸せに思う。これから新チームになるが、次こそ全国の頂点を取ってほしい」
内垣翔太「自分の野球人生のなかで、これほど笑顔が多い4年間はなかったと思う。このメンバーで最後、全国まで来れたのは誇りです」
塩澤直樹(商4)「悔いのない、やりきった試合ができたと思う。この部に入って本当によかった。後輩には、次こそ必ず勝ってもらいたい」
石田武尚(社4)「関学らしい試合ができた。1年生も頑張ってくれた。全国でリベンジしてくれることを願っている」
富田真司「今大会は自分がなかなか打てなくて、このチームで優勝したかった。新チームから、全員野球で絶対優勝したい」

両側から、主将に熱い抱擁をする3年生の原田大・芝野

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