【ラグビー部】 慶大に完敗

 5月10日、近鉄花園ラグビー場に於いて行われた慶大との交流戦。関学は慶大を相手に山本真慶(経4)の1トライだけに止まる苦戦をしいられる。最終的に7-48と大敗を喫し、大学選手権でのリベンジを誓った。
 関西王者・関学ラグビー部にとって昨年の結果は通過点でしかなかった。「日本一」を目標に掲げる彼らにとって、今回の交流戦は関東との距離を測る最高の舞台。慶應義塾大学。創部110周年を誇る大学ラグビー界の祖との対戦は実に75年ぶりのものである。「相手がどこだろうと、自分たちの全力を出すだけ」。主将・小原(社4)をはじめ選手たちに気負いは感じられない。彼らは母校の伝統と自身の誇りを懸けて、歴史的一戦に出陣した。
 約5ヶ月ぶりとなる花園ラグビー場は、彼らが最後に試合をした時とは全く別の顔をしていた。照り付ける太陽はそれだけで選手たちの体力を奪う。だが条件はどちらも同じ。慶大からのキックオフで試合は開始した。まず先制したのは慶大。関学自慢のディフェンスを巧みなステップでかわし、追走する選手を振り切る快足で決められた。やはり「陸の王者」の異名は伊達ではない。慶應ペースのまま劣勢が続いていた前半27分。敵ゴールライン際でFWの激しい攻防を力で押し切り、山本(経4)が執念のトライを決める。「走っても無理だから、パワーで勝とうと思っていた」と山本。関東と渡り合える体作りの成果を出し、勢いづく関学。これでスコアは7―24となり、試合はようやく動き始めたかに見えた。だが慶大は、日本で最初の大学ラグビー部という伝統に恥じないプレーで容赦なく攻撃を畳み掛けてくる。トライを量産され、ディフェンスに阻まれ、関学は成す術なく時間だけが過ぎていった。そして試合終了。7―48。これが今の関学と関東との距離だった。
 「スピードと展開力で負けていた」と試合後に小原は語る。関学はオフシーズン中に大幅な体重増加を図り、最大で10㌔以上増やした選手もいた。結果、走り負けてしまったがコンタクトでは確かな成長を見せる収穫もあった。OBの働きかけによって実現したこの交流戦。関学の現状を知るための価値ある一戦であったことは間違いない。試合後のアフターマッチ・ファンクションでは、両校のペナントを交換して健闘を称えあった。75年ぶりの一戦は慶大に上がったが、関学は全国でのリベンジを誓う。両校が再び同じフィールドに立つ日は、そう遠くない。
試合後のコメント
主将・小原正(社4)「(慶大は)テンポが速く、一人一人の仕事量も全然違う。でもゴール前にFWで取りきれたし、コンタクトでそんなに劣ってないと感じた。OBさんの一年がかりの計画で結果が残らず残念。でも関東と試合ができるのはとてもありがたい。今後の修正すべき点は見えた。あとは選手たちが今日の負けをどう受け止めてくれるかだ」
山本「(今日の試合は)あまり走らずにパワーで勝とうと、堅実なプレーに徹しようと思っていました。でも今日は走り負けた印象がある。差はそれほど感じなかった。(トライを取ったとき)もっと波に乗っていきたいなと思いました。FWで押し込んだのは作成通りです」

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