【スケート部】 石田、関西2冠再び。

 3月14日に大阪プールアイスアリーナで行われた第56回全関西ショートトラックスピードスケート選手権大会。先日の関西インカレで2冠に輝いた石田千賀(法1)がこの日も魅せる。選手権1000㍍を大会新記録で優勝すると、500㍍でも1位に。またしても大会2冠を飾り、その圧倒的実力と存在感を見せつけた。
【石田 1000㍍制覇「不思議な感じ」】 
驚きの栄冠だ。石田がまたしても関西の頂点に立った。1000㍍の予選では後続の選手を引き連れながらも、決して前にはいかせない滑りでリード。悠々と決勝へ駒を進めた。その決勝ではスタートから先頭に立つ。2番手に着くシーンも束の間、すぐさま先頭にたちそのままフィニッシュを決めた。「前に出て引っ張りたかったけど・・・自信がのらなくて。(フィニッシュの際も)終わったんか、っていう」。勝利の喜びよりも、不思議な感覚に苛まれた。
 心身ともにこの日は調子が上がらなかった。チームユニフォームを忘れてしまい、試合では他のユニフォームを着用。「気持ちが沈んでいた」と話す。また決勝まではアップの時間がなかなか取れず。決てコンディションが万全でなかったのは明らかだった。それだけに「びっくり、っていうか・・・びっくりです」。彼女自身だけが、関西制覇に不思議な感覚を覚えていた。けれどもレース内容は圧巻の一言。大会レコードもたたき出す滑りで優勝に輝いた。
 今後は数週間後の全日本に焦点を当てる。「調子が上がってこないので、強きな発言は出来ないけど・・・」と謙そんするも、その目はしっかりと大舞台へ向けられている。その大会で結果を挙げればナショナルチーム入りの可能性も出てくるだけに、「徐々に調子上げて」と気合いは十分だ。「オリンピックシーズンに、ナショナルチームに行ける。その環境を見られるのは嬉しい」。関西では全距離のレースでタイトルを獲得した彼女が、世界へ羽ばたく日は近い。
※石田の関西全距離制覇
 この日石田が制したレースは500㍍と1000㍍。全関2冠に輝いた。また「長い距離の方が得意」と話すように彼女は先日の関西インカレでは1500㍍、3000㍍で関西2冠に。これで、関西の大会ではSTSSの全距離でタイトルを獲得したことになる。また全関1000㍍、関カレ3000㍍では大会レコードをたたき出している。もはや「関西敵なし」といってもいい成績を挙げているのだ。
【西村 自己ベストで見せ場作った】
 レースが終わった刹那、くやしさがこみ上げた。「あと半周早く出てたら」。1位も見えていただけに出た台詞だった。
 男子2部1000㍍に出場した西村紀彦(経3)はタイム上位4名が決勝に進める予選で4位についた。「決勝出るからには」。普段はタイトルに欲目を見せない男が、強気を見せた。本番では出だしから最後尾も、そこから横並びになるまで粘りを見せた。そして最後の1周、だんご状態のなか西村は仕掛けるもなかなか抜け出せず。最後のコーナーで3番手の選手が転倒したため、3位でフィニッシュした。「あともう少し早く出てたらな―」応援するチームメイトからもそう漏れた。
 くやしさ残る3位。一方で自己ベストのタイムを出した内容には満足の表情も。「滑りには満足している。レース展開も、(リンクの)氷も良かったし」。西村にとって普段以上に力を出し切れたレースとなった。
先頭でレース展開をリードする石田
腰痛も何のその!踏ん張り見せる西村

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