【馬術部】 対外試合制す/定期戦(対慶大)

 2月11日に関西学院大学・第3フィールドにて行われた関学・慶應義塾大学定期戦。本拠地開催となった今年は、関学が利を活かし悠々と競技に臨む。両校5人馬どおしで戦われるなか、実力差通りの展開で4―1と勝利を収めた。
 新チームにとって初の学生間での対外試合。実力通りの結果にも、課題が垣間見えた。
 毎年行われる慶大との定期戦。今年は関学での開催となった。例年と違い「良い馬で正々堂々と」とホームの関学はレギュラー馬を用意。貸与馬形式の試合にしては珍しい形が採られた。競技レベルの差が歴然の慶大にとってはこの上ない経験の機会となる。けれどもそれは自馬の関学にとっては、失敗が許されないことを意味する。勝利が前提のうえ、内容が求められる試合でもあった。
 関学は西脇(社3)、佐棟(社2)の障害競技のレギュラーが減点0。加えて、この日出場を大抜擢された橋本(商3)が月母衣で快走。「頭真っ白だった」と振り返るも最後まで止まることなく、そしてバーを落とすこともなくフィニッシュした。「ホロにとって、へでもない高さ。橋本が(ホロのことを)分かってきてるので」と主将・濱岡(文3)も納得の表情。伏兵の活躍が関学を勝利へ導いた。
 一方で、不安要素が露呈した。トップバッターの濱岡が失権。最終スコアの1敗が主将の黒星という現実に、落胆の色は隠せなかった。またエース人馬として期待される三木(商1)&月緑コンビも、途中でまさかの1反抗。「4勝1敗」というスコア以上に課題が残った。
 実力差は歴然もお互いの技術向上のための絶好の機会となった定期戦。前日にはレセプションを介して親交を深めた。「相手は未経験者もいるけど、経験あれば」と濱岡。ライバル視は辞さない気構えだ。11月の全日学で両校がビッグタイトルを争う、そんな〝KG対決〟が果たして見られるだろうか。
【橋本〝借り〟返上の減点0】
 借りは返したぜ!橋本が月母衣を股に自身の雪辱を果たした。
 元々出場予定だった西野(総2)のケガの代打で、スタメンに大抜擢。「ゼッケン着けることにプレッシャーあった」。団体の一端を担う重圧をはねのけ、この日勝利に貢献した。喜びと同時に、責任の重さが身にしみた。
 一方で月母衣にまたがることに、並々ならぬ思いがこみ上げた。昨年の関西学生新人大会でコンビを組んだ。そのときは大量減点でチーム成績に貢献できず。「空回り」と嘆いた。そこからのリベンジ果たす減点0。しかも走行タイムは出場人馬のなかでトップというおまけつきだ。1年前に悔しさをにじませ「出る試合は1位を狙っていきたい」と話していた男が、有言実行の騎乗を見せた。

この日の主役、橋本&月母衣号

試合後ペナント交換する両校主将(右が関学・濱岡)

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