【バレーボール部】 悔しい幕切れ

 12月3日に行われた平成20年度第61回秩父宮賜杯全日本バレーボール大学男子選手権大会(於・ウイングハット春日部)。決勝トーナメントに進出した関学は愛媛大と対戦した。序盤から緊迫した戦いとなる。関学はいつものように上手くパスがつながらない。試合の流れを掴めないままセットカウント0—3で敗れ、1回戦で姿を消した。

全日本インカレ(決勝トーナメント)
於・ウイングハット春日部
関 学
24-26
25-27
23-25
愛媛大

 試合の声援で盛り上がる体育館のアリーナ。それとは対照的に、静かに涙し、うなだれる関学バレー部の選手の姿があった。全日本インカレ決勝トーナメント1回戦敗退。結果以上に悔しかったのは、普段通りの関学の力を発揮できなかったことだ。「今さら、悔やんでも仕方ないが、簡単なパスも通らなかった」と主将・穂森荘一郎(商4)は悔しさをにじませた。この試合をものにしていれば、2回戦は慶大との対戦だった。11月に行われた慶関戦で快勝していただけに、さらに悔しさは増す。
 関学は、愛媛大と対戦した。予選のように、敗者復活戦はない。両校とも、緊迫した空気の中、審判の笛の音とともに試合が始まった。序盤から関学は攻撃をしかける。セッター・穂森からセンター・竹内洸介(経2)のクイック、サイド・若狭麻希人(商1)の攻撃などで4—2とリード。しかし、直後に愛媛大も攻め込む。3連続ポイントを挙げ、逆転を許す。負けじと、関学も竹内がサーブで相手のレシーブを崩し、4連続ポイントをあげる。シーソーゲームとなり、試合は大混戦となった。そんな中、関学はいつものように連携が上手くいかない。チャンスボールを得点につなげられないまま1セット終盤を迎える。そのような状況がつづき、24—24のジュースとなる。このセットを奪い、試合の流れをつかみたい関学。だが、得意のブロックが決まらない。ブロックアウトで2ポイントを落とし、1セット目をものにできなかった。
 嫌な流れを断ち切りたい2セット目。関学は、サイドの高橋良輔(社1)を投入する。高橋のスパイクや佐々木剛(社2)のブロックなどでポイントを奪う。しかし1セット目同様、連携のミスで相手を突き放せない。またも、23—23と緊迫した状況に陥る。ここでレフト東條航(経2)、若狭が連続で痛恨のサーブミス。竹内がスパイクでなんとか25—25の同点に持ち込むも、完全に流れは、愛媛大だった。結局、2ポイント連続を奪われ2セット目も落としてしまう。
 追い詰められて迎えた3セット目。またも、序盤から均衡した戦いとなる。しかし、関学は相手のミスなどで5連続ポイントを奪い、10—5とする。前日同様、穂森から若狭への攻撃がかみ合う。勢いにのり、リードを守りきると思われた。しかし中盤、関学の集中力が切れてしまった。ブロックを上手く仕掛けられずに、ジワジワと相手に歩み寄られる。試合の流れは、次第に愛媛大へと移っていく—。焦りが出たのか関学は、アウトの球まで捕球するなどミスが出る。結局、リードを守りきれず23—25で試合終了。セットカウント0—3での悔しい敗北を喫した。
 4年生はこの試合を以って引退となる。新主将となった三宅宏和(社3)は「バレーだけでなく社会人としての礼儀も兼ね備えたチームにしたい」と語った。また、チームの目標である関西制覇を成しえることはできるのであろうか。1、2年生も多く活躍しているチームなので、今後のバレーボール部の成長に期待が掛かる。
試合後のコメント
主将・穂森荘一郎(商4)「決して格上ではない相手だったが気持ちで負けた。4年生は引退だが、後輩には関西制覇をしてほしい」

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