【硬式野球部】 引き分けで、「優勝預かり」に

 11月13日に行われた平成20年度関西学生野球六大学秋季新人戦(於・豊中ローズ球場)。決勝戦は関大との対戦となった。試合は終盤までもつれる展開となる。関学は9回表に追いつき、3-3に。しかし同点のまま試合は終了し、連盟規定により優勝預かりという結果となった。


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H
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関学
関大

関学:山下、小坂-清水、潮
関大:魚谷、西橋、秋本-小山、矢野

 ここまで近大、同大に競り勝ってきた関学。迎えた決勝は関大との一戦となった。
 先制点を奪いたい関学は、初回に先頭打者の檪浦大亮(経1)が四球で出塁。二塁まで進んだ檪浦を原耕祐(商2)がきっちりと犠打で送り1死三塁の好機を作る。そして中軸の大西浩平(社2)に打順が回った。「絶対返してやろう」と意気込んでいた大西の打球はセンターへ。この中前適時打で幸先よく先制点を挙げた。
 主導権を握りたい関学だったが、その裏ミスですぐに同点に追いつかれてしまう。さらに2回には1死一、二塁のピンチを招く。だが、ここは山下光(経2)がライナー性の打球を好捕、さらに一塁に送りアピールアウト。ダブルプレーとし、無失点で凌いだ。先発の山下は回を重ねるごとに本来の投球ができ始めていたかに思えた。しかし5回裏。1死一、二塁から連打を浴び、1点を失ってしまう。そして6回からは山下に代わり、小坂龍徳(商2)がマウンドへ。しかし小坂も関大・浅尾に左越本塁打を浴び、1-3と2点差に広げられる。
 だが7回表、関学が反撃に出る。中村浩樹(経2)が四球で出塁し、さらに盗塁を試みる。ここは惜しくも刺されるが、次の塁を貪欲に狙っていく姿勢をみせた。続く、代打の玉井龍馬(経2)は死球で出塁。さらに百田諒(社2)も右前打で繋ぎ、1死一、二塁のチャンスを作る。その後2死とされるが、打順は前打席で安打を放っている檪浦に回る。勝負強さをみせた檪浦の中前打で玉井は二塁から一気に本塁へかえり、1点を返した。
 小坂は7、8回と得点圏に走者を進められるが決して得点は与えない粘りの投球をみせ、さらなる仲間の反撃を待つ。そして9回表。この回の先頭打者は中村。「思い切っていけた」と話した、その打球は右中間へ。中堅手、右翼手が追うがその上をいく2塁打を放った。さらに越智英貴(社1)も右前打で続き無死一、三塁に。そして途中出場の潮尚宏(法1)が中犠飛を放ち、ついに3-3の同点に追いついた。さらに檪浦は四球で出塁。一打同点の好機で、すべては原に託された。だが惜しくも打ち取られ、勝ち越すことはできない。最終回の関大の攻撃を0点に抑え、結果は連盟規定による「優勝預かり」となった。
 勝利とはならなかったが、負けない強さをみせてくれたこの決勝戦。若い力を来季のリーグ戦でも遺憾なく発揮してもらいたい。

試合後のコメント

新人戦キャプテン・大西浩平(社2)「3試合やってきて、チームが一丸となったのがこの結果につながったと思います。(決勝戦は)負ける気は全然しませんでした。同点に追いついたのもその気持ちがあったからだと思います。(先制の適時打は)近大戦で打てなくて迷惑をかけた気持ちがあったので、絶対返してやろうという気持ちで打席に入りました。みんなこの新人戦でいい経験ができたと思うので、それをリーグ戦にもつなげて優勝争いができるようにしていきたいです」

副キャプテン・中村浩樹(経2)「試合前から勝ちたい気持ちでいきました。(9回の二塁打は)自分自身も諦めていなかったので、思い切っていけました。チームもまとまっていていいチームでした。今後は自分の課題を1つ1つ克服して、チームに貢献したいです」

初回に先制の適時打を放つ大西 9回に同点となる犠飛を放った潮 潮の犠飛で生還し、笑顔でベンチに戻る中村
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