【庭球部】 男子は王座3位!女子は悔しさ残る4位に…

 10月29日~11月2日に行われた全日本大学対抗テニス王座決定試合(於・岐阜メモリアルセンター)。最終日の今日、男女ともに3位決定戦に臨んだ。男子は近大と対戦。試合を優位に運び7-2で勝利し、見事3位に輝いた。一方女子は亜大と対戦するが、実力を見せつけられ0-5で敗退。結果、4位となった。王座で男子3位、女子4位という結果を残した関学庭球部
 「王座奪還」。この言葉を胸に関学は今大会に臨んだ。しかし彼らに関東勢の壁が立ちはだかり、結果、昨年に引き続いて3位となった。
 関学はシードにより2回戦からの参戦となった。試合の勝敗はダブルス3本、シングルス6本、計9本で争われる。2回戦は金沢大と対戦し、9-0で勝利。難なく準決勝へと駒を進めた。次の相手は法大。昨年度関東リーグ準優勝の慶大を破ってきた強豪校である。その相手にダブルスを3本先取され、後がない状況に。さらにシングルスでも圧倒的な実力を見せ付けられ、合計1-8で準決勝敗退し、「王座奪還」がついえた。
 最終日、関学は3位決定戦に臨んだ。対するは関西リーグ戦で優勝争いを演じ、競り勝った近大である。リーグ戦のときとは違い、試合は関学のペースで進んだ。ダブルス1の主将・平岡(商4)・伊東(商3)組は相手の鋭い打球に対してポーチに出、ボレーで果敢に攻める。両者譲らぬ試合展開であったが、試合終盤に流れをつかみゲームを連取。そして1勝目を取り、チームに勢いを付ける。ダブルス2、3はFSまでもつれ込むが、勝負強さを見せ勝利。ダブルスはすべて取り、3-0でシングルスへ。シングルス6本中、2本取れば関学の3位が決まる。まず、シングルス1・佐藤直(商4)は強烈なフォアで攻め立てストレート勝ちを収めた。そして勝負を決めたのはシングルス6・佐藤悠(商3)。彼はサービスゲームをしっかりキープし、試合の主導権を握った。また力強い打球で鋭いコースを狙い、相手を走らせる。次々とゲームを連取し迎えたマッチポイント。佐藤がこん身のサーブを打ち込みラリーが続いたが、相手の打ったボールはアウトに。この瞬間、佐藤は両手を上げ最高のガッツポーズを見せた。また、仲間たちも大きな歓声を上げていた。王座3位が決まり勢いを増した関学。その後も勝利を上げ、残る試合はシングルス3・平岡となった。1Sはお互いサービスゲームをキープし合うが、惜しくも落としてしまう。続く2S、相手の鋭いボールに苦戦するが、左右に打ち分け強気に攻める。しかしゲームを連取され、3-6で取られて敗北となった。「このチームでするのは最後と思っていた。勝ち負け以上に長く試合をしていたかった」と平岡は振り返る。最終結果は7-2と関学は大差をつけて近大を下し、見事3位に輝いた。
庭球ビラ 今大会の女子の試合は、ダブルス2本、シングルス3本で勝敗が決まる。3位決定戦、対戦相手は関東第2代表の亜大。準決勝で、負けはしたものの強豪・早大相手に接戦を見せたチームだ。
 その強さは本物だった。関学はなんとか食らいつこうと懸命なプレーを見せたが、ダブルスをすべて落としてしまう。後がない関学。迎えたシングルス。1つでも落とせば、関学の敗北が決まる。まず行われたのが、シングルス2の上村(文3)、シングルス3の井本(商2)の試合。両者とも仲間の思いを一身に背負い、コートに立った。だが、その思いとは裏腹に、試合のペースは亜大。ほとんどポイントを取ることができず、終わってみれば完敗。これで、関学の4位が決定した。だが、シングルス1の試合が残っている。挑むは、主将・加藤(社4)。3位入賞はなくなったが、主将として、4年生として、負けられない戦いとなった。1S目。両者に力の差は見られず一歩も譲らない接戦の中、このセットを制したのは加藤。この勢いで2S目も取りたい。だが、「そうはさせるか」と言わんばかりの亜大の力強いプレーに押され、4―6で落としてしまう。勝敗はFSに持ち越された。亜大のペースで進んだこのセット。しかし、加藤は諦らめなかった。この試合、加藤はある思いを持っていた。エースであり、主将である彼女の最後の仕事。「後輩たちに自分のプレーで、背中で何かを残したい」。その言葉通り最後まで全力でコートを駆けた。結果は加藤が敗退。関学女子の戦いは4位で幕を閉じた。
 目標には一歩届かなかったが、最後に笑顔を見せた選手たち。彼らは来年さらに強さを増し、堂々とこのコートに立つはずだ。金色に輝くメダルを目指して。
試合後のコメント
主将・平岡拓(商4)「満足とはいかない結果。近大戦はみんながんばってくれた」
女子主将・加藤夕香子(社4)「優勝を目指してたから悔しいけど、みんなで戦った4位だからよかった」

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