【馬術部】 男女ともに順調な勝ち上がり

 9月6日に大阪乗馬協会にて行われた関西学生馬術選手権大会・女子選手権大会初日。関学からは男女ともに6人ずつが出場した。選手権(男子)は辻本康平(経4)、古峨淳明(社3)、三木翔一朗(商1)の3名が、また女子は西脇万美子(社3)と松田有加(社2)が準決勝へと駒を進めた。順調な勝ちあがりを見せ、明日7日に臨む。

三木&スタークラウド号
西脇&月鷹号

【辻本 ラッキーな準決勝】
 願ってもない展開だった。駒を進めた準決勝・馬場。乗馬・祇園号の不調もさることながら、辻本は中盤にさしかかったところで経路違反を犯してしまう。痛恨のミス。その後は競技を続けるも馬を前に出すことが出来ない。やがて反抗20秒が採られ「失権」がコールされてしまった。だが事態は一転。審議で本番前から祇園号の状態が芳しくないという判断が下される。やがて協議の結果、馬匹が変更され準決勝は月若葉号によるやり直しとなった。一度は転がり落ちた最悪の結果から、自分たちの馬による再トライという展開に「ラッキーだった。明日(の準決勝・障害)は出し尽くすつもりでやります」。舞い降りた幸運は、明日もまた主将に味方するかもしれない。
【古峨 1位通過に笑み】
 競技を終える礼をしたその顔には満面の笑みがあった。「気持ちの面で楽にいけた」。馬場馬術のみで行われた準々決勝のブロック。古峨の出番の前の選手たちの演技内容を見て、ニヤリ。気負いは無くなった。「あとは馬の運動の邪魔をしないようにするだけ」。自身の貸与馬形式に置ける鉄則を念頭に置き、目立ったミスも無く演技をこなした。結果はブロック内で断トツの60%越え。会心の笑顔で準決勝へ進んだ。
【これが実力だ!!三木】
 「乗り手の経験と・・・そこからくる実力だと思います」。選手権独特のルールで成績を挙げる鍵を握るものはという問いにそう答えた。自身にとって、貸与馬形式の経験は皆無に等しいという。にも関わらず動じることなく初日をこなし準決勝へ名乗りを挙げた。それは三木自身の実力が証明されていることに他ならない。「いろんな馬に乗れるのは良い経験になります」。そこには今大会を楽しんでいるかのような雰囲気さえ漂う。これから得るであろう経験は彼の実力をさらに向上させるに違いない。
【西脇 今年初Vへロックオン】
 この日の準決勝・馬場を終えた時点で成績は全体のトップ。「まさかの1位」と謙遜(けんそん)するも、どこか自信が垣間見える。予選、準決勝を通じてくじ運が味方していることも、はずみになっている様子。「今年はまだ勝ててないので」。今年初Vへ照準を絞った。
【松田 未体験ゾーン突入に「祈っていてください」】
 名立たる馬場女王・松田に試練のときか。初めて乗る馬にも、その馬の状態をしっかりと見極めることで予選を通過。準決勝・馬場も西脇に続く全体2位の成績でクリアした。だが松田からは翌日への自信は見受けられない。「80Mの障害で失権してるのに・・・初めての90M」。苦い顔もうなずける。「でも2位。やるしかないんで」という強いコメントとともに、周囲には「祈っていてください」と乞いた。
※「貸与馬形式」とは※
 選手が出場する学校の所持馬を用い、選手同士が同じ馬にまたがり争う形式。選手権で用いられ、どのブロックに、どの選手に、どの馬が与えられるかは抽選で決められる。

SNSでフォローする

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です