【アイスホッケー部】 ミラクル起こらず、終戦

 10月27日に関大アイスアリーナで行われた関西学生アイスホッケーリーグ最終戦。プレイオフ進出にはこの試合に勝つしかない関学であったが、同大に実力の差を見せつけられ3―8で敗北を喫した。
 終わった-。プレイオフ進出には白星が最低条件であったこの試合。「何が何でも勝つ」。そう誓ったはずだった。けれどもフェイスオフの2時間後に選手たちにつきつけられたのは3-8という現実だった。
 非情ともいえる内容だった。出だしで関学は夢を見た。第1P開始1分、パワープレーで藤井(社3)が先制点を挙げる。湧き上がるベンチ、そして観客席。この1点で人々にはミラクルが一気に近づいて見えたのだ。このまま試合が進めば、当然勝利。しかし攻撃力が売りの同大が黙っているはずがなかった。1P中盤であっさり得点を返される。菅原(♯10)に自由に攻め込まれ、それからは歯止めの効かない失点が続く。2P終了時、1-7。一旦控え室に戻るその選手たちの表情には絶望感に似たものが感じられた。
 最後の20分、朝倉(社4)のロングシュート、藤井の意地の一点はミラクルを起こすまでに至らず。無情にも試合終了のブザーが鳴り響く。結局は成すすべなく試合が終わった。
 敗戦-それはプレイオフ進出の道が絶えたことと同時に、彼らの戦いが終焉を迎えたことを意味していた。掲げた〝MIRACLE〟も夢と消えた。「悔しさしかない」。試合後、主将・畑山(文4)は重たい口どりでこう吐いた。悲しい現実が選手に突き刺さる。リーグ戦は終わり、残すは関大との定期戦と全日本インカレのみ。だが、それまでの1ヶ月、彼らの心を埋められるものは何もない。

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