【バスケットボール部女子】 悲願の1部昇格

 10月21日、武庫川女子大学体育館に於いて行われた、平成19年度関西女子学生バスケットボールリーグ戦・1部下位リーグ第5戦(対大谷大学)。関学は大谷大のゾーンディフェンスに苦戦し、序盤はリードを許す。しかし絶妙なタイミングで関学はT.O.を取り、徐々にリズムをつかんでゆく。そして関学は4年生がチームを引っぱり、逆転に成功。大谷大も粘ったが、関学は67ー61で勝利し、1部昇格を決めた。今試合は4年生にとって引退試合。彼女たちは4年間の集大成を見せ、最高の笑顔で試合を終えた。
 「勝って笑顔で引退したい」。主将・井田はこの思いで今試合に臨んだ。大谷大は関学と同様、2部から入れ替え戦に上がってきた。そして今試合がリーグ最終戦なため、1部昇格には両チームともに負けられない試合だ。関学は1部昇格への強い気持ちを胸に、笑顔で円陣を組み、気合いを入れた。関学の4年生を中心としたスターティングメンバーの5人は、胸を張りコートに立つ。そして試合は始まる。 
 序盤は両チームともリズムをつかめず、なかなか点が入らない。そんな中、関学は大谷大に先制点を許す。関学は大谷大のあたりが強い積極的なプレーにより、パスミスが目立つ。さらにリバウンドもなかなか取れない状況が続く。関学は声を出しリズムをつかもうとするも、大谷大に10-18と8点ビハインドで第1Qを終える。関学は気持ちを切り替えて臨んだ第2Qで、気迫のあるプレーを繰り広げ、試合の流れを関学へと引き寄せる。G公文(社2)の粘り強いDFで、大谷大にプレッシャーを与え、ミスを誘う。そんなG公文の闘志溢れる活躍に関学のベンチは盛り上がりを見せた。そしてSF岸良(商3)の3Pが炸裂し、関学は逆転に成功。34-31で後半戦に続く。
 第3Qは、関学の持ち味であるすばやいプレーで点を重ねていく。大谷大も負けじと勢いづく。関学はゾーンディフェンスに切り替えて対応する。しかし関学は大谷大のカットインにより大量得点を許してしまい、またもやリードを奪われる。そんな中、インサイドの得点源・C高野(社3)は身長を生かした高い位置での力強いプレーで大谷大のディフェンスをこじあけ、点を重ねた。盛り上がった雰囲気のまま、48-52で第4Qへ突入する。第4Q開始早々にSG井田が3Pシュートを決め、1点差まで追い上る。関学は落ち着いたプレーで、じりじりと大谷大のリードを縮めていく。そして4年生のシュートが続々と決まる。残り2分。ついに関学はSF岸良の3Pで同点に追いつく。大谷大はT.O.を取り、リズムを崩そうとする。だが、関学の勢いは大谷大に止めることはできない。SF岸良の気迫のこもったシュートで関学はついに逆転を果たす。両チームとも必死にボールにくらい付き、激しい戦いが繰り広げられる。観客からの声援は止むことがなかった。SG井田は終了のブザーと同時に厳しい体勢から3Pを決める。ラスト1秒まで彼女たちは戦い抜いた。そして67-61で勝利を収め、3年ぶりの1部昇格を決めた。
 4年生は笑顔で有終の美を飾った。去年のリーグ戦も今回と同じメンバーで戦ってきたが、1部昇格を果たせてなかったため、3年ごしの思いが叶った瞬間となった。
試合後のコメント
渡辺彰監督「最後までどきどきさせてくれた4年生。アウトサイドが強かった特徴を最後まで出し切ってくれた。1部昇格という大きな遺産を残してくれた」
西村眞紀夫コーチ「4年生を中心に、昨年より個人レベルがアップし選手層が厚くなったことで、ベンチに安心感があった。4年生にはお疲れ様と、ありがとうという言葉しかない」
主将・井田「出だしは悪かったが、気持ちを切らさずにできた。この4年間、悔しい思いをしてきたこともあったが、このメンバーでせっかくやれているんだから、頑張りたいと思ってやってきた。1部昇格を残せたから、後輩にはインカレを目指して頑張ってほしい」

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